手術当日

実はこの自毛植毛手術を受ける数日前から韓国には滞在しており、しかも「せっかく韓国に行くのだから」「どうせダウンタイムで休まねばならないのだし」と他の部位の整形手術や皮膚管理も行なっていた(クリニックのはしご状態)。

もちろん“大本命”は、最後の自毛植毛の手術です。

 

そのため、ただでさえダウンタイムの痛みに耐えているのに、前日は緊張でほとんど眠れず、グローバルヘアーのアテンダントMさんが朝8時過ぎにホテルまで迎えに来てくれたときも若干ボーッとしていたように思う。

 

カウンセリングが終わり、手術代金のおよそ100万円を支払い、麻酔をかける準備段階になっていよいよ緊張が襲ってくる。

 

私の場合、非切開が希望、しかも後頭部の刈り上げをしたくなくてFUEという方式を選んだため、後頭部の髪の毛を帯状にラインで分けて施術をすることになる。

そのためうつ伏せの体勢になり、後頭部の髪の毛を6回くらいに分けてテープで止めるので(自分の目で見れるわけではなく、このあたりの説明が難しい)思った以上に時間がかかった。

もしクセ毛の方で、この方法を選びたい人がいたら相当髪の毛が絡まるだろうから、事前に縮毛矯正をかけることをお勧めします。

 

手術は10時過ぎに始まり、途中で一度トイレ休憩を挟む(そのときにウィダーインゼリーを飲んだ)。

額部分の麻酔注射が最も痛く、

睡眠麻酔で異世界へワープする感覚があり、

術中に少し顔が圧迫される体勢になったため前々日に別のクリニックで行なった整形手術の状態が気になったものの(医師に訴えていた記憶がある)

チェ医師指導のもと8人くらいの看護師さんが手際よくチャチャチャ、とチーム戦で進めるのを頭の上で感じていたら終わったという感じだった。

 

アテンダントさんが「今、何時です」「これから麻酔をかけます、ちょっと痛いです」などと随時声かけをしてくれたので心強かった。

手術が終了したのが15時近いというのもアテンダントさんによって知ることができた。

 

夕食の参鶏湯をいただいてタクシーで帰路へ。

この日は手術の疲れもあり、早々にホテルで休んだ。